2014年8月7日木曜日

禅語-「無可無不可」

市立図書館で禅に関する書籍を2冊借りたことは、先日のブログに投稿しました。
その内の1冊、玄侑禅僧が「禅語をもとに今を充実させるための智慧を、座禅なしに伝授」とある『禅的生活』から、今日は「無可無不可」を、後日「日日是好日」を紹介します。間違った解釈をしているかもしませんが、「自分なりに成る程な」と思えた禅語です。

世間でよく使用されいる「可もなし不可もなし(無可無不可)」を禅的に解釈すると、次のようになるとのことです。

「これは可(できる)である、これは不可(できない)であると決めつけてはいけない。
つまり、じつは自分の心も体もある程度コントロールできるので、きるできないをやってみる前に判断するのは、自分の可能性を見くびることである。」と。



「心と体のコントロール」の説明に取り上げている「あくび」の話が面白いです。
「あくびが出たから疲れている、早く寝ようと決めつけてはいけない。じつは、この眠りたいと思う心も眠ろうとする体も意識で誘導できる。それならば、あくびによって脳内の酸素が補われ、リラックスして心身ともに気持ちよくなったりするわけだから、あくびを意識的にしてみたらどうか。」となるそうです。
このあと、意識的にあくびを連発するテクニックが紹介されています。「何回やっても出る」らしいです。やってみました。確かにです。

連日の猛暑日にお試しあれ「無可無不可」を。

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