2014年8月10日日曜日

禅語-日日是好日

禅的生活第2弾の禅語は、「日日是好日(にちにちこれこうにち)」です。この禅的解釈も「成る程な」ですが、悟りの域には程遠いです。

毎日がすべて佳い日であることはない。お天気で言うならば、雨の日も、雪の日も、嵐の日もある。大雨で床下浸水したり、大雪で会社に行けなかったり、嵐で電車が止まったりすることもある。それでも、「佳い床下浸水の日」「佳い出勤できなかった日」「佳い電車が止まった日」でなくてはならない。つまり、意識的に一日という時間の独立性を思うことで、「昨日と関係なく、新しい一日に出会ったのだから、雨であろうと嵐であろうとみな新鮮で佳い日なのである」とあります。

悟っていない凡夫は、「明日に続く今日であり、昨日に続く今日となる。一日を独立した日として見ることができない」そうです。私なんかは凡夫の最たるもんです。

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