2017年1月31日火曜日

大練忌と大雪

母の四十九日法要のため、京都の実家に帰っていました。
日差しのある間はまだましですが、日が出るまで、日が沈んでからは冷蔵庫の中のようでした。

2回の大雪で、実家の周りは写真のとおりです。昼間は雪解けが激しく、軒下は危なくて歩けません。
忌明けですから、本来ならば納骨の儀が行われるはずです。
しかしながら田舎のお墓は山の中にあり、普段は誰も訪れませんので、2回の大雪でお墓は雪の中です。
住職の「暖かくなるまで、家の中においてあげなさい」の一言で、お骨は初盆まで仏壇に置くことになりました。
無事忌明けの法要を済ませたのですが、読経の最中に塔婆へ眼をやり気が付いたことがあります。
塔婆には戒名が記されていますが、その下に法要の回忌数として「大練忌」とあります。
上原家は「臨済宗東福寺派」です。ほかの宗派はわかりませんが、実家の檀家の四十九日法要塔婆は、このように書かれるようです。
代理も含めて5度目の喪主ですが、いろいろ勉強しました。

2017年1月20日金曜日

高尾山の「六根清浄石車」は何基あるのか

「高尾山情報はおまかせ」とある高尾通信には、「18か所の石車を6回ずつ回せば108の煩悩を取り払い・・・」とあります。12月初めに登山したときは、薬王院御本社を掃除されている方に「18か所にありますから、どうぞお探しください」と説明していただきました。
高尾山に上った方のブログやSNSにも、「18か所の六根清浄石車云々・・・」とあります。
麓の商店会が発行しているマップにも、18プラス1の設置場所に赤丸がついています。

で、がぜん興味がわき、1月3日に登山した際数えてみました。もちろん写真にも撮ってきました。

なんと、24基プラス1基あるではないですか。
1月18日に高尾山の社務所で尋ねたところ、「管理しているのは我々ではないので、現存の個数はわかりません。50個くらいあるのではないでしょうか。」との回答でした。

18基の石車を6回ずつ(六根)回して108の煩悩を取り払いましょうという割には、いい加減な数です。
また、実際に数えもせず、「18か所ある云々・・・」とまことしやかに知識を振り撒くブログやSNSにも困ったものです。せめて「18箇所あるそうですが、・・・」としてほしいものです。

週休3日の身ですから、時間は十分にあります。確認できた24基プラス1基を、一挙写真公開します。(そんなたいそうなものでもないですが)
ちなみに、プラス1基は何かといいますと、頭の黒い球に、「六根」の文字ではなく「梵字」が刻まれているのです。左上の写真がそうです。 注)六根とは、眼・耳・鼻・舌・身・意だそうです。

2017年1月18日水曜日

高尾山健康登山の証 第三度

きょうは1号路の浄心門脇から4号路に入り、自然の道で山頂を目指しました。
いつもは下山の際に利用していた4号路ですが、登りは結構きついです。麓から浄心門まで歩いたあとの4号路上りのせいか、太ももの疲労度は想定外です。

正月気分も抜けた平日の高尾山は、さすがに人影もまばらです。
4号路では、頂上まで誰にも合いませんでした。頂上も、10時過ぎになり人が増えてきた程度です。

「相模湾?江の島? 富士山と海が見えるのは珍しい」と、登山常連さんらしき人の声がしていました。
私はてっきり太陽の関係で雲が黄色く輝いているものだと思っていたのですが、黄色に染まっているのは海のようです。
言われててみればこんもりしたようなものが見えるのですが、それが江の島のようです。

確かに撮った写真を拡大してみれば、海と島のように見えます。

2017年1月13日金曜日

自家製ヨーグルト

年明けに、嫁はんが「牛乳パックでヨーグルトが作れる」家電製品を買ってきました。

名古屋に単身赴任していた時代、カスピ海ヨーグルトを作っていました。牛乳にカスピ海ヨーグルトの菌を入れ、必死に振って作ったものです。
今はこの家電製品の中に、菌を入れた牛乳パックを置いておけばいいようです。

手で振って作っていた時は、結構重労働で、都度味が違っていたような気がします。今は、設定温度、発酵時間が管理されているせいか、いつも同じ味です。
さすがヨーグルトメーカーです。
隣の納豆は、相変わらず手でこねています。

ちなみに、この製品は「プレーンヨーグルトとカスピ海ヨーグルト」の両方が作れるようです。

菌が違うだけかと思ったのですが、嫁はん曰く「カスピ海ヨーグルトは発酵温度が低温なので、プレーンとは設定温度が違う」とのことです。

夏場は冷蔵庫で、冬場は常温で適当に作っていた単身赴任時代が思い出され、懐かしいです。

2017年1月12日木曜日

我が家に精米機が来た

6kg入る米びつ付きです。
これで実家から送られてくる玄米と合わせて、最強の米飯生活を送ることができます。

これまでは、玄米を自動精米所にもっていっていました。
当然、多めに精米します。
これからは数食分ずつ精米するわけですから、水分も抜けず、よりおいしいお米をいただくことになります。

近くに精米所ができたときは、玄米で保管できることがありがたいと思っていました。
これからは雨の日も風の日も外に出ることなく、かつ必要な量だけ精米できるのです。
我が家では玄米食も多いので、少量ずつ精米ができるのは助かります。
米糠はどうするのだろうと、多少の不安はあります。

それにしても、便利になりましたね。
新米の味が、より永く楽しめます。

ちなみに、精米機の上半分が米びつです。

2017年1月4日水曜日

高尾山健康登山の証 第二度

昨日は、今年最初の高尾山登山でした。勤務日と正月休みの組み合わせが良く、年末から10連休です。
昨年末に健康登山手帳を作成したので、新年ではありますが、二度目のスタンプです。
一冊の手帳に、21回スタンプが押せます。次の新しい手帳に行けるよう、足腰の鍛錬に気を付けます。

慣れてきたせいか、今回の登山では、いつも痛む右足の筋が気になりませんでした。下り時の足の使いかたと休憩、途中のマッサージが効いたのかもしれません。
昨日は張りを感じた太ももも、今朝は特段気になりません。
この調子でいくと、目標の月2回も可能かもしれません。
もっとも、こればかしは気分、お天気、体調次第ですから、達成の保証はありません。
富士山が目的ではありませんが、折角なのと時間がたっぷりとあったため、雲が流れるのを待ちました。
風がないのはありがたいですが、さすがに1時間弱じっとしていると身体は冷えます。

2017年1月1日日曜日

ことしもよろしくお願いします

喪中のため、何かと気を遣います。代理も含め、今回で5回の喪主を務めました。
なぜか、これまでは喪中時の正月の過ごし方に全く気を遣いませんでした。

正月の飾りつけやおめでたい新年のあいさつを控える程度は、何となく理解していました。
ではおせち料理は、親戚へのお年玉は、初詣は、初日の出は、となるとかなりあやふやなものです。
ネット上でも、控えたほうが良い、問題ない、こういう解釈をすれば問題ないのではと、諸説出てきます。
どうも、「新年のおめでたい行事と解釈する場合は、控えたほうが良い」ようです。

たとえば初日の出は、「ご来光(阿弥陀如来のご来光)ととらえれば、ありがたいもの」であるため、出かけても良いとなっています。(で、今年の初日の出は、例年どおり「戸田漕艇場前荒川堤防」からです。)

まぁ~ここは、小津安二郎の名言『どうでもよいことは流行に従い、重大なことは道徳に従い、芸術のことは自分に従う』のとおり、常識や人の意見に従うこととしましょう。