2011年10月9日日曜日

八方尾根・栂池は今

昨年は夏に訪問したのですが、今年は紅葉見物を兼ねてこの時期にしてみました。
もっとも、トレッキングと称する山歩きは、実際のところは足腰がどこまで衰えたかをチェックする体力測定のようなもです。幸いなことに、昨年よりは持ち堪えました。
※できれば、こちらのサイトに掲載してある写真をお楽しみください。

8時半頃に標高1830mの「八方池山荘」に到着したのですが、強風と雨で登山どころではありません。しばらくして雨は止んだものの、風は相変わらずの強さです。ここまで来たのですから、強行突破です。途中強風に煽られるたびに地面に這いつくばり、何とか標高2060mの八方池までたどり着きました。天候はさらに悪化し、立っていることができないほどの強風が吹き荒れているため、景色を楽しむ間もなく早々と退散です。
ところが、八方池山荘に降りてくると、滑落寸前の恐怖に耐えたご褒美のように目の前一面に青空と雪山の絶景が広がっています。もう少し出発を遅らせていれば八方池での壮大な景色に遭遇できたかと思うと、少々悔やまれます。

翌日は栂池自然園です。ここは早朝到着で正解です。八方尾根と同じ白馬三山を目の当たりにでき、湿原地帯の紅葉と織り成す姿が絶景です。
2時頃に自然園のトレッキングを終えてロープウェイ乗り場に着いたのですが、冠雪の白馬三山は雲の中です。


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