2011年3月11日金曜日

帰宅困難者です

今日は入試の日で、地震発生時は午後の面接中です。
当初はいつもの地震かと高をくくっていたのですが、きょうはどうも様子が違います。
徐々に揺れが激しくなり、治まる気配がありません。
受験生、在校生、教員、職員、全員校庭に避難です。スクールバスが、跳びはねらんばかりに揺れています。
少し治まった時点で一旦校内に戻り、受験を終え、在校生も帰宅させ、大事は免れました。
その後も大きな余震が続き、地震慣れしている関東の住民にとっても大きな驚きです。

JR東日本をはじめ、すべての電車は運転を見合わせています。
8時過ぎに、帰宅できないでいる在校生がいないか念のため駅まで行ってみましたが、ホームには人っ子ひとりいません。駅に隣接している観光案内所には、女子高校生の姿が多く見られます。近くのコンビニには、男子高校生の姿が多く見られます。
駅前のファーストフード店ものぞいてみましたが、在校生の姿は見当たりません。

駅前には3軒のホテルがありますが、どこも満室です。
1軒はフロントに長い列ができていましたが、どうやら一部のスペースを無料開放するための予約のようです。
在校生の行方が気になりますが、とにかく職場に戻り、こんばんはここを宿にします。
まさに帰宅難民者です。
しかし、地震が電車での帰宅途中に発生していれば、こんな呑気にはしておれません。
ビールもある、食事もある、暖も取れる、ゆっくり休める。
被災地の方には申し訳ないのですが、不幸中の幸いです。

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