2016年2月26日金曜日

小保方晴子著『あの日』を読んで-登場人物はなぜ「それは小保方さんが間違っている」と言わないんだろう

今、Kindleで「数学的ロジカルシンキング」なる本を読んでいます。私のようにアナログ的で曖昧な人間にとっては、非常に勉強になります。
先日読み終えた標題の『あの日』の記述が、事実を時系列的に丁寧に積み上げられているような構成で、とってもロジカルに思えます。
手記ですから、当然著者者である小保方晴子さんの思いが込められています。感情も交じっているでしょうが、わたくしには本人が理解していることを正直に、事実として、それも非常に細かく記述されているように思います。
この本への反応で不思議でならないのは、「なぜ登場人物たちが反論をしないのか」です。反論をしないのか、できないのかはわはわかりません。わたくしが目にするのは、学者崩れというか、科学者崩れというか、なり損ねて評論家やジャーナリストに転職し、専門家と呼ばれマスコミにたびたび登場する方たちの反論ばかりです。
ついには、この本もまた捏造と決めつける輩も出る始末です。
笹井さんはもう無理ですが、若山、丹羽、若山研の若手研究員、遠藤高帆、小島、大和、バカンティ、川合、西川、竹市、常田、相澤の各氏は、ぜひとも「ここの所の事実はこうでしょう。あなたが間違っていますよ」と、丁寧な説明をお願いします。当事者しか知りえない事実を記述した手記が出版されたのですから、実名で登場する皆さんが説明するしかないと思います。


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