昨日、宮崎駿監督の引退がテレビのニュース速報で伝えられました。今朝の新聞でも、一面に大きく報道されていました。
映画監督の引退がこれだけ大きなニュース性を持つことに、少々驚きです。
世界的作品となったアニメーション映画「千と千尋の神隠し」が製作されたころ、新聞の小さな記事ではありましたが、「・・・もう映画は製作しないと決めていた宮崎駿監督が、岐阜県にある『養老天命反転地』に立って、その決意を翻し製作したのが千と千尋の神隠し」と記されていました。
当時は東京で映画づくりにかかわる仕事をしていたため、「そんな気持ちにさせた『養老天命反転地』とはどんな所だろう。一度行ってみたい」という思いがありました。
2000年8月、名古屋勤務を拝命したので早速行ってみました。そして、翌年公開された「千と千尋の神隠し」も観賞しました。
以後、何度も何度も養老に足を運び、周りの先輩同僚からは「養老天命反転地大好き人間」のように言われました。決して大好きであったわけではなく、映画製作再開を決意させたものが何であったのかを知りたかったのです。
残念ながら、結局分からず仕舞いで、2005年東京に戻ってきました。
養老天命反転地:photo by uehara
ちなみに、養老天命反転地には「死なない為の道」があります。これが、この地のメインテーマのようです。
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