最近は少々長めの通勤時間のため、読み物を。
この本、大学が公表する就職データの解釈や昨今の学生をバカ呼ばわりする表現がおもしろい。
そんな表現に翻弄されている最中、ある車内広告に目が留まった。
キャッチコピーは、「教員志望者の91%が教育現場に!」
この読み物風に解釈すると。
1、志望者と卒業者は違う。
つまり、分母の数値はなんとでもできる。
2.教員になるとことと、教育現場で働くことは違う。
つまり、小学校や中学、高校の、いわゆる先生になれなくて、そこらへんの塾や予備校に勤めても、あるいはそこらへんの塾や予備校の講師になっても、あるいは添削の手伝いをしても、それは教育現場で働くと言えるのかもしれない。
そういえば、この広告主の日本教育大学院大学は株式会社立大学で、設置者は株式会社栄光、つまり学習塾の栄光ゼミナールである。
ひとつ賢くなった。
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